インターネットを利用していると、様々なサービスで会員登録を行う機会があります。
そして会員登録をするたびに、IDとパスワードが増えていく。
実はこのIDとパスワード、作成するのにコツがあります。
この記事では、そのコツを基本的なことから紹介していきたいと思います(^^)
IDとパスワードはメモする
本当に基本的なことですが、とても重要です。
登録したIDとパスワードは忘れないようにどこかにメモしておきましょう。
というのも、管理人はパソコン講座を担当してきた際に、次回の講座までにIDやパスワードを忘れてしまった方を何度も見てきているからです。
忘れてしまうとサービスを再開するのに手間がかかりますし、または利用できなくなってしまったこともあります。
他にも、パスワードを前回メモしてもらっても、どこに書いたかを忘れてしまった方もいました。
結構、忘れてしまうものなんですよね。
ですので「ここにメモする!」と1箇所決めてしまって、メモしておくと良いですよ。(^^)
書き間違いに注意する
メモの書き間違い、または画面への入力間違いがないように注意しましょう。
特にパスワードのほうは、画面では「●」(黒い丸)で伏せて表示されることが多いので注意が必要です。
このとき、入力ミスしていることがありますので気をつけましょう。
重要なサービスのパスワードは使い回しをしない
インターネットで重要なサービスには同じパスワードを登録しないようにしましょう。
わかりやすいように、悪い例のほうを紹介します。
下記は3社のサービスで、同じID(メールアドレス)とパスワードを登録しています。
・A社のサービス ← hanako@xxx.ne.jp パスワード「abcde」
・B社のサービス ← hanako@xxx.ne.jp パスワード「abcde」
・C社のサービス ← hanako@xxx.ne.jp パスワード「abcde」
このように同じIDとパスワードを登録してしまうと、このうちの1社が個人情報を流出してしまった場合に他のサービスも危険にさらされます。
そして芋づる式に被害が広がってしまいます。
特に個人情報やクレジットカードを登録したサービスは重要です。
それらを登録するサービスは、別々のパスワードを登録しましょう。
重要でないサービスなら使い回しても良い
ただし、重要でないサービスは、IDとパスワードは使い回してもかまいません。
重要でない、というのは悪用されても被害が出ないサービスです。
ウマいパスワードの作り方
「IDとパスワードはメモしておくと良い」と紹介しましたが、実はセキュリティの面からすると、手元にIDとパスワードをそのまま丸ごとメモしておくのは良くありません。
というのも、そのメモした紙を悪い人に見られてしまうと悪用されてしまうからです。
ですので、ちょっと頭をひねったやり方ですが、登録するパスワードには自分しか知らないものを含ませると良いです。
そして、自分しか知らない部分はメモで伏せておきます。
例えば、あなたの思い出の食べ物が「肉じゃが」だったとします。
その際、パスワードをメモする例としてはこうなります↓
「Yahooのパスワード→ abcde の後に思い出の食べ物(ひらがなだと5文字)」
この場合、実際に入力するパスワードは「abcdenikujaga」となるわけです。
これはちょっと上級者テクではありますが、こうしておけば、メモが他人に漏れたとしても安全になりますよ(^^)
まとめ
IDとパスワードを登録する際のコツを紹介しました。
サービスごとにパスワードを別々にするのは手間ではありますが、せめて大事な情報を登録したサービスだけは面倒くさがらずに絶対に分けておきましょう。
ちなみに、IDとパスワードを一括して登録できる便利なソフトもあるにはあるのですが、ご年配の方はみなさん苦手にされますので、少し上級者向けかもしれません。
それについては、またいずれ別の記事で紹介したいと思います(^^)